コロナウイルスでレギュラーシーズンが中断していたNBAも、先月末から22チームでレギュラーシーズンをフロリダで再開。今日からはついにプレーオフが始まります。今日はその組み合わせを見ていきましょう。
東カンファレンス
- ミルウォーキー・バックス(シード1位)対 オーランド・マジック(8位)
- トロント・ラプターズ(2位) 対 ブルックリン・ネッツ(7位)
- ボストン・セルティックス(3位) 対 フィラデルフィア・76ers(6位)
- インディアナ・ペイサーズ(4位) 対 マイアミ・ヒート(5位)
注目はミルウォーキー・バックス。昨シーズンはラプターズに敗れ、ファイナル進出なりませんでしたが、今年こそファイナル進出が期待されます。もしファイナルを制覇すれば、実に1971年以来49年ぶりのタイトルとなります。
昨シーズンゴールデンステイト・ウォリアーズを破り初のNBA制覇、そして初めてのカナダチームの制覇を達成したラプターズは連覇なるかが注目です。
侮れなさそうなのがマイアミ・ヒート、若手と今季から加入したジミー・バトラーの融合がうまく行っているように見えます。
西カンファレンス
- ロサンゼルス・レイカーズ(シード1位)対 ポートランド・トレイルブレイザーズ (8位)
- ロサンゼルス・クリッパーズ(2位) 対 ダラス・マーベリックス(7位)
- デンバー・ナゲッツ(3位) 対 ユタ・ジャズ(6位)
- ヒューストン・ロケッツ(4位) 対 オクラホマシティ・サンダー(5位)
こちらのカンファレンスは、昨季まで王者だったゴールデンステイト・ウォリアーズがプレーオフ進出ならず。レギュラーシーズン再開後の試合には参加することも叶わず、まさかのカンファレンス最下位で終わり、時代の節目を迎えた印象です。
注目はなんといってもロサンゼルス・レイカーズ。レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスのコンビはNBA最強のタッグです。今年初めにヘリコプター墜落事故で亡くなったレイカーズの名選手コービー・ブライアントに古豪レイカーズ復活の優勝を捧げたいところです。
これに対抗できそうなのが、同じくロサンゼルスを拠点とするクリッパーズ。ポール・ジョージとカワイ・レナードのコンビは、レイカーズのコンビに負けない迫力。クリッパーズはカンファレンス制覇もファイナル制覇も果たしたことがなく、悲願達成なるでしょうか?
こちらのカンファレンスの注目はヒューストン・ロケッツ。ジェームス・ハーデンにラッセル・ウェストブルックを加えた攻撃が安定したプレーを続けられれば台風の目になりそうです。