NBAフリーエージェント情報 2019

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NBAは先週からフリーエージェントの交渉が解禁になり、近年稀に見るほどの驚きの移籍が相次いでいます。なかでも驚かせたのがブルックリン・ネッツ。もともと、サラリー上限に余裕のあるチームということで、補強に積極的に動くのでは、と噂されていましたが予想以上の補強に動きました。

このオフシーズン最注目のケビン・デュラントにカイリー・アービングの二人、更にデアンドレ・ジョーダンも加えて、来シーズンのメンバーは今シーズンとは全く違うものとなりそうです。

今回は有力選手のフリーエージェントあるいはトレード移籍先をチームごとにまとめました。

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ブルックリン・ネッツ

今年のフリーエージェント市場の主役はネッツでした。今シーズンは久々にプレーオフ進出を果たしましたが、この大型補強で上位争いに絡んでくる可能性が高そうです。

ケビン・デュラント

今ドラフト市場の主役、ケビン・デュラント。プレーオフ・ファイナルでアキレス腱を断裂し来シーズン中の復帰が絶望的なことから、2年ほどの短い契約でウォリアーズと再契約するのでは、と見られていましたが、ネッツと4年1億6400万ドル(およそ175億円)で契約。ウォリアーズのV逸の戦犯としてやりだまにあげられたり、チーム内での不協が度々報道されるのに嫌気がさしたのでしょうか。ただし、怪我の影響で来シーズンの出場機会はないと見られます。

カイリー・アービング

ボストン・セルティックスから移籍のカイリー・アービングも4年1億4100万ドルで契約。2シーズン前にクリーブランド・キャバリアーズから移籍してきましたが、期待されていたほどにはチームを押し上げることにはならず。新天地ネッツでチームを優勝争いに押し上げたいところです。

デアンドレ・ジョーダン

4年4000万ドルでダラス・マーベリックスから移籍のデアンドレ・ジョーダン。アービング、デュラントとはプライベートでも仲がよいようです。リオデジャネイロオリンピックでは、アメリカを金メダルに導いたセンターですが、ここ数年はその頃と比べると衰えが見えてきていて、トレード要員として色々なチームを渡り歩いてきていますが、ネッツでもう一度脚光を浴びたいところです。

ボストン・セルティックス

ケンバ・ウォーカー

アービングの抜けた穴を埋める形でシャーロット・ホーネッツから加入するのがケンバ・ウォーカー。4年1億4100万ドルの契約です。当初はウォーカーはホーネッツと再契約すると報道されていましたが、提示内容がウォーカーの希望と隔たりがあったようで、セルティックへの移籍となりました。

エネス・カンター

セルティックスはセンターもアル・フォーフォードが抜けて補強が必要になりました。補強として、ポートランド・トレイルブレイザーズからエネス・カンターを2年1000万ドルで獲得。カンターはこれで通算NBA6チーム目となります。ウォリアーズとの西カンファレンス決勝では、守備での存在感を見せました。セルティックスでも攻守にチームに貢献しそうです。

フィラデルフィア・76ers

それほど報道されていませんが、かなり来季手強そうなのが76ers。アル・ホーフォードが加わり、チーム中心のベン・シモンズ、ジョエル・エンビード、トバイアス・ハリスと組合わさり優勝争いに絡んできそうです。

トバイアス・ハリス

https://twitter.com/NBAonTNT/status/1145469852024545285

フィラデルフィア・76ersはシーズン途中にロサンゼルス・クリッパーズから獲得したトバイアス・ハリスと契約。5年1億8000万ドルの大型契約です。チームは数年前までとは打って変わって、東カンファレンスでは上位争いをするようになりました。来シーズンは優勝も狙えそうです。

アル・ホーフォード

セルティックスから4年1億900万ドルで移籍。ジョエル・エンビードとポジションが被りますが、エンビードがコートに立つときはフォワードとして、エンビードがベンチのときはセンターとして、マルチな役割を担うことになりそうです。

ゴールデンステイト・ウォリアーズ

ケビン・デュラントとの再契約に失敗したウォリアーズ。クレイ・トンプソンとは再契約にこぎつけ、デアンドロ・ラッセルも獲得しましたが、V奪回の道のりは簡単ではなさそうです。

クレイ・トンプソン

デュラント同様、プレーオフでアキレス腱を断裂してしまったトンプソン。もともとウォリアーズと再契約の意向と伝えられており、チームへの貢献もあり、5年1億9000万ドルという大型契約。来シーズン中の復帰が難しそうで、チームは西カンファレンスのタイトルを守れるかが微妙なところですが、少なくともトンプソンとの長期再契約はチームにとってはプラスです。

デアンジェロ・ラッセル

ネッツにデュラントを奪われた形のウォリアーズは、すぐさまトレードでネッツのデアンジェロ・ラッセルを4年1億1700万ドルで獲得。今シーズン目覚ましい活躍をみせ、オールスターにも初めて選出されたラッセルに、デュラントの穴埋めを託します。

ミルウォーキー・バックス

今シーズン躍進したバックスは大型補強こそないものの、主要選手との再契約をし、来シーズンへの布石は盤石といって良さそうです。

クリス・ミドルトン

今季MVPを獲得したヤニス・アデトクンボの相棒役、クリス・ミドルトンはミルウォーキー・バックスと5年1億7800万ドルで再契約。今季東カンファレンスでレギュラーシーズンは1位、惜しくもファイナル進出は逃しましたが、来シーズンも優勝候補の一角です。アデトクンボとのコンビを存続するためには、チームとしては悪くない投資のはずです。

ブルック・ロペス

ブルック・ロペスもバックスと4年5200万ドルで再契約。昨シーズンはバックスと1年350万ドルの契約だったので、評価が1年で大幅に上昇したことになります。それもそのはず、センターとしてだけでなく、3ポイントシュートもセンターとしてはトップの決定率を誇りました。

ユタ・ジャズ

ユタ・ジャズの補強も地味ながら、手堅い補強で来シーズンは不気味なダークホースとなりそうです。

ボヤン・ボグダノヴィッチ

インディアナ・ペイサーズからボヤン・ボグダノヴィッチを4年7300万ドルで獲得。今シーズン、キャリアハイの数字を各部門で残したボグダノヴィッチ。ビクター・オラディポが怪我でチームを抜けて、ペイサーズはプレーオフ絶望と思われていましたが、このボグダノヴィッチの活躍でプレーオフ進出を果たしました。新天地ジャズで今年の活躍はまぐれではないことが証明できるでしょうか。

マイク・コンリー

NBAで最も高額契約している選手の一人であるマイク・コンリーがトレードでメンフィス・グリズリーズからジャズへ移籍。チームの顔であるコンリーを放出したグリズリーズ、その高額契約がネックとなったのでしょうか。変わってその契約を負担することになったジャズはプレーオフ進出、そしてそれ以上に到達できれば悪いトレードではないはずです。

マイアミ・ヒート

ジミー・バトラー

フィラデルフィア・76ersのジミー・バトラーはマイアミ・ヒートへ4年1億4200万ドルで移籍。76ersでは数あるタレント選手の中で埋没しがちでしたが、ヒートではチーム再建の核となる選手になります。とりあえずは、プレーオフ進出を目指すのが、バトラーに課せられた期待です。

オーランド・マジック

ニコラ・ブーチェビッチ

オーランド・マジックはチームの要、センターのニコラ・ブーチェビッチとの再契約に成功。4年1億ドル。今シーズンは、ほぼすべての成績でキャリアハイ、ポイント数・リバウンド数ではチーム1の成績とマジックをプレーオフに導いた功労者です。来シーズンは、プレーオフ再進出はもちろん、さらなる上の成績を狙いたいところです。

ダラス・マーベリックス

クリスタプス・ポルジンギス

長年チームの顔であったダーク・ノヴィツキーが引退し、チーム再建期にあるダラス・マーベリックス。今季シーズン途中から加入したクリスタプス・ポルジンギスと5年1億5800万ドルで再契約しました。ポルジンギスは今シーズンアキレス腱断裂のため、1試合も出場せずに終わりましたが、この大型契約からみて、マーベリックスはチームの再建の中心選手と考えているようです。まだ23歳ということで、さらなる可能性に賭けているのかもしれません。

ニューオリンズ・ペリカンズ

J・J・レディック

フィラデルフィア・76ersからニューオリンズ・ペリカンズにJ・J・レディックが2年2600万ドルでフリーエージェント移籍。ペリカンズは、アンソニー・デイビスを放出して、レイカーズから若手を数名獲得。さらに、今回のドラフトでも有力選手を抑えて、若返りを図りましたが、そのチームでキャリアある選手としての役割が期待されそうです。

ニューヨーク・ニックス

ジュリアス・ランドル

契約総額に余裕があるとされていたニューヨーク・ニックスですが、フリーエージェント市場では遅れをとっています。現在までに獲得できた有力選手はこのジュリアス・ランドルのみ。ニューオリンズ・ペリカンズからのフリーエージェント選手を3年6300万ドルで獲得しました。恐らく、ケビン・デュラントなどの超ビッグネームの選手と超大型契約を結ぶのを狙っていたと思われるので、このランドルの補強だけでは未だ十分とは言えません。

フェニックス・サンズ

リッキー・ルビオ

リッキー・ルビオはユタ・ジャズからフリーエージェントして、3年5100万ドルの契約でフェニックス・サンズに向かいます。フェニックス・サンズといえば、そのチームの若さ。スターティングメンバー5人の平均年齢が、大学バスケットボールのスターティングメンバー5人より若い、と話題になることもあったフェニックス。そのチームで、ベテランとして、そしてガードとして、チーム・ゲームを作っていく役割が期待されます。

デトロイト・ピストンズ

デリック・ローズ

長らく怪我で不振にあえいでいたデリック・ローズでしたが、今シーズンは久々にコンスタントに数字を残しました。そのローズは、ミネソタ・ティンバーウルブズからフリーエージェントでデトロイト・ピストンズに移籍。2年1500万ドルの契約です。復活が本物かどうか、チームからの来シーズンへの期待は大きいです。

ワシントン・ウィザーズ

アイザイア・トーマス

アイザイア・トーマスはデンバー・ナゲッツからワシントン・ウィザーズへ1年契約で移籍。ボストン・セルティックス時代はスター選手でしたが、その後怪我で低迷。ロサンゼルス・レイカーズ、ナゲッツどちらも思うような成績があげられませんでした。ウィザーズは、ポイントガードのジョン・ウォールが来シーズン途中までは復帰が絶望的なことから、それまでの代替としてトーマスはチャンスが与えられたことになります。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

ハッサン・ホワイトサイド

マイアミ・ヒートのセンター、ハッサン・ホワイトサイドがトレードでポートランド・トレイルブレイザーズに移籍。今シーズンはイドリス・アデバヨの台頭もあって、スタートメンバーから外れることが多かったホワイトサイド。契約オプションは行使しましたが、チームはホワイトサイドをトレードでトレイルブレイザーズに放出しました。まだまだピークアウトするには早い年齢なので、トレイルブレイザーズでは十分活躍するチャンスがありそうです。

所属先未決定の選手

多くの選手が、新たな所属先を決めていますが、数名の選手は未だに所属先を決めていません。ニューヨーク・ニックスやロサンゼルス・クリッパーズが、予算に余裕があるわりに出遅れているので、そのチームがこの選手達を獲得するのか、それとも他チームが獲得するのか?

カワイ・レナード

今季NBAファイナルのMVPのカワイ・レナード。ケビン・デュラントと並んで今季のフリーエージェント市場の目玉選手です。出身が南カリフォルニアということで、ロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズが有力とされていますが、所属しているトロント・ラプターズも慰留に全力を尽くすはずで、どのチームにいくのか予断を許しません。

デマーカス・カズンズ

ウォリアーズのデマーカス・カズンズもフリーエージェント市場にまだ残っています。アキレス腱断裂後、ウォリアーズでの成績はムラがあり、各チームその不安定さに最大評価のオファーをしにくい状況のようです。現在のところ、ウォリアーズに加えて、ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・クリッパーズが有力のようです。

ダニー・グリーン

こちらも今年のNBA優勝チーム、ラプターズ所属選手のダニー・グリーン。今シーズン3ポイント成功率45.5%はキャリアハイ、ディフェンスも評価の高い選手で、ラプターズはもちろん再契約を模索しています。この他に、ロサンゼルス・レイカーズ、ダラス・マーベリックスが獲得に関心を寄せているようです。

マーカス・モリス

ボストン・セルティックス所属のマーカス・モリス。コンスタントに数字を残す選手であり、セルティックスは再契約に力を入れているようです。この他には、ロサンゼルス・レイカーズ、ヒューストン・ロケッツ、ニューヨーク・ニックスが興味を示しているようです。

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