クリーブランド・ブラウンズの新ヘッドコーチに、元国務長官のコンドリーザ・ライスが候補に上がっているようです。
コンドリーザ・ライス
Browns’ stunning option for next head coach: Condoleezza Rice https://t.co/iw7PQsD1dy pic.twitter.com/WCqqampBgZ
— New York Post (@nypost) November 18, 2018
コンドリーザ・ライスはジョージ・W・ブッシュ政権時、大統領補佐官・アメリカ国務長官を務めた人物で、アフリカ系アメリカ人の女性としては初の国務長官を務めた人物です。現在は、スタンフォード大学で教鞭をとっています。
ライスとブラウンズ
そんな政治・アカデミアで活躍するライスがなぜNFLのクリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチに浮上したのでしょうか?実はライスはブランズのファンとして知られています。小さい時に父親とブラウンズの試合を見たことがきっかけでファンになったようです。
Condoleezza Rice responds to being linked to Browns coaching job https://t.co/setrFrSQIh pic.twitter.com/QoRniNQiyd
— New York Post (@nypost) November 18, 2018
ブラウンズは今季ヘッドコーチを務めていたヒュー・ジャクソンを10月末に解雇。現在はディフェンスコーディネーターのグレッグ・ウイリアムズが暫定ヘッドコーチを務めています。
恐らくシーズンオフに、来季ヘッドコーチ人事に着手すると思われますが、ブラウンズのGMは女性がヘッドコーチを務める可能性に言及。チームのファンであるライスを意図した発言と受け取られました。ブラウンズとしては、少なくとも、インタビューは行いたい意向のようです。
実現可能性は?
And now Condoleezza Rice weighs in: pic.twitter.com/awmwBgrGla
— Adam Schefter (@AdamSchefter) November 18, 2018
ファンではあるものの、フットボール指導歴はゼロのライスにヘッドコーチが務まるのか?という疑問が当然わくわけですが、当のライスは上記のようなコメントを発表しました。簡単にまとめると、ブラウンズのヘッドコーチにはなれないけど、意見交換はしましょう!というもの。また、将来的な女性コーチ職の増加の期待、そのための女性指導者の人材プールを確保していくべきだ、とも訴えています。
現実的には、ヘッドコーチには就任しないと思いますが、近い将来ブラウンズと何らかの形で関わる可能性はありそうですね。ここ数年、女性が男子プロチームのコーチングスタッフに入ることが増えてきました。サンアントニオ・スパーズ、サンフランシスコ・49ers、バッファロー・ビルズ、オークランド・レイダースなど続々と女性を雇用しています。ヘッドコーチに女性が就任する日は来るのでしょうか?