デオンテイ・ワイルダー対ルイス・オルティス 

Pocket

今年はヘビー級の統一王座戦が久々に実現するのではないか、と期待されています。その前哨戦の一つとなる、WBC ヘビー級タイトル戦、王者デオンテイ・ワイルダー対挑戦者ルイス・オルティス、が今週土曜日3月3日にニューヨークで開催されます。両者ともここまで無敗のヘビー級注目の一戦となります。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

デオンテイ・ワイルダー

デオンテイ・ワイルダーはここまで39戦39勝(38KO)。WBCのヘビー級タイトルを2015年に獲得して以来、今回が7度目の防衛戦。アメリカ待望のヘビー級王者、しかも5度以上の防衛をしていながらも、そこまで人気が上がってこないワイルダー。その理由の1つに、過去の対戦相手が、そこまでの実力を備えた選手ばかりだった、というのもあるかもしれません。ヘビー級のもう一方の雄、アンソニー・ジョシュアがヘビー級の一時代を築いたウラジミール・クリチコをKOで葬り、クリチコ時代を自らのグローブで終わらせたのとは対照的といえます。

しかし、その汚名を挽回するチャンスがやってきました。相手のルイス・オルティスは未だ無敗、今までの防衛戦の中ではもっとも手強い選手と言えるでしょう。カウンターパンチを狙ってくるタイプのオルティスに、どういうボクシングを見せるのでしょうか。

ルイス・オルティス

挑戦者のルイス・オルティスは、キューバ出身の30戦28勝(24KO)2無効試合。試合後に胸を叩くキングコングのパフォーマンスを見せる選手ですが、試合は猪突猛進というよりは、テクニックを駆使して距離をとり、カウンターパンチを入れていく選手です。実は半年前にワイルダー戦は実現するはずでしたが、自身のドーピングテスト陽性のために、試合が一回キャンセルされた経緯があります。その後ドーピング問題は罰金のみの処分で終わり、今回晴れてタイトル戦となりました。

プロデビューが31歳と遅咲きだったオルティスは、現在38歳。その年齢からワイルダー相手には不利との下馬評が多いですが、皆が驚くようなサプライズを期待したいところです。

ヘビー級統一戦へ・・・

試合は、ワイルダーの試合後半でのKO勝ちを予想する関係者が多いですが、オルティスがなにかアッと言わせるような一撃を序盤で入れることができれば、判定までもつれることも有り得そうです。

そして、この試合のもう一つの注目点は、ワイルダーが勝った場合、今年後半にかけて、4団体統一戦が行われるのかどうか?WBA・IBFヘビー級王者のアンソニー・ジョシュアは3月31日にWBO王者のジョセフ・パーカーと統一戦を行う予定です。ここで勝った選手とワイルダーによる4団体統一戦は是非とも実現して欲しい一戦で、実現すれば、カネロ・GGG戦を凌ぐ今年の最注目のファイトとなるでしょう。もちろんファンが望んでいるカードはワイルダー対ジョシュア。やんちゃで今ひとつ人気の出ないワイルダー対オリンピックでも金メダルを獲得し、名立たる強豪を倒してきたエリートのジョシュアはリング外でもコントラストがあって面白い一戦となりそうです。そのためにも、ワイルダーとしてはこの1戦は勝つだけではなく、内容のある勝ちを収めたいところです。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする