アメリカ各州の最高給与の公務員は誰?

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アメリカ50州の各州の最高給与の公務員は州知事ではありません。ほとんどの場合が大学のフットボール・バスケットボールコーチ、あるいは大学の首脳となっています。今日は大学スポーツの高額報酬を紹介します。

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フットボールコーチが半数以上

上の地図は、スポーツサイトESPNがまとめた各州の最高給与の公務員の身分内訳。50州中、27州がフットボールのコーチ、12州がバスケットボールのコーチ、残り11州がその他(殆どの場合が大学の学長あるいは医学部の学部長)となっています。

州の行政を司る州知事は、どの州でも最高給与を得ていません。50州知事全ての給与を足すと690万ドル(約7.6億円)となりますが、これはカレッジフットボールで最高給与を得ているジム・ハーボーミシガン大学コーチの給与900万ドル(約10億円)に及びません。

州知事が高額の報酬を貰うと批判がでてくるので、給与が抑えられる一方で、ケーブルTVとの契約、TV放映で大学の宣伝効果ももたらしてくれるスポーツのコーチには多額の報酬が用意されているようです。公的な税金が直接コーチの報酬に直結しているわけではないことと、高額なオファーを出す私立大学に負けないくらいの報酬提示をする必要があるのも、高騰の要因でしょう。

また、契約に解雇されたときの処遇を明記することもあり、チームの不振で解雇されたコーチにも、多額の報酬を支払い続けなければならないケースもあるようです。テキサス大学の前フットボールコーチのチャーリー・ストロングはコーチを解雇された後も520万ドル(5.7億円)の報酬を受け取ったようです。

アシスタントコーチも高額

有力なリーグに所属するコーチは、最低でも100万ドル(1.1億円)を手にしていますが、それを補佐するアシスタントコーチも高額の報酬を得ています。フットボールのトップ100校のアシスタントコーチは最低でも50万ドル(5500万円)の報酬を手にしているようです。

華やかなコーチ陣の報酬、その一方で選手は…

そんな華やかなカレッジ・スポーツのコーチ陣の世界ですが、その一方で実際プレーをする選手の待遇は華やかではありません。大学教育・学位をもらえる代わりに、スポーツをプレーする、スポーツ奨学生としての身分の選手たちは、一切の報酬を受け取ることが許されていません。カレッジ・スポーツで活躍すれば、NBAやNFLなどのプロスポーツで巨額の契約を手にすることができますが、全ての選手がそのステージにたどり着けるわけではなく、スポーツ奨学生のアマチュア選手扱いは大きな問題をはらんでいます。この辺りの問題は、機会を改めて記事にしようと思います。

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