先週アメリカ南部、特にテキサスに甚大な被害をもたらしたハリケーン・ハービー。特にテキサス州のヒューストンの被害が甚大で、ここは多くのプロスポーツチームが本拠地としています。NFLのテキサンズのプレシーズンゲームやアストロズのゲームなどが中止・延期になりました。選手自身もスポーツどころではなく、家族・友人が被災した選手も多く、その復興へ様々な募金活動が行われています。
ダルビッシュは10万ドルを寄付
7月31日にテキサス・レンジャーズからロサンゼルス・ドジャースにトレードされたダルビッシュ有。しかし、5年以上在籍したチームがテキサス州を本拠地にしていただけに、テキサスに思い入れが当然あるようです。レンジャース経由で10万ドルを
Darvish, via Rangers, donates $100,000 to Harvey recovery https://t.co/oJMcRfej36
— domingo ramirez jr. (@mingoramirezjr) September 3, 2017
メジャーリーグでは他にも、多くのチームがグッズ販売分を寄付に回すことを表明したり、多くの選手が寄付金の表明をしています。
4大スポーツの中で現在、唯一オンシーズンであるメジャーリーグ。その中でヒューストン・アストロズは現在ア・リーグ西地区の首位。今後プレーオフに向けて復興へのシンボルとして、ヒューストン市民の期待を背負っていくことになりそうです。
J. J. ワッツは募金活動に率先して貢献
ヒューストン・テキサンズのJ.J.ワッツは20万ドルを寄付しただけに留まらず、ソーシャルネットで募金・寄付を呼びかけるなど、救援活動にも積極的に関わっています。彼の呼びかけに応える形で、今までなんと1800万ドル以上の募金が集まっています。
それだけではなく、チームメートを従えて、救援物資の分配にも従事するなど、今回のハリケーン被害救援のスポーツ界の顔となっています。
この他にも、NFL各チーム、チームオーナー、選手が10万ドル単位で寄付を行っています。
ジェームス・ハーデンは100万ドル寄付
NBAのヒューストン・ロケッツのジェームス・ハーデンはJ.J.ワッツの活動に謝意を述べるとともに、自身も100万ドルの寄付を表明。ロケッツのチームオーナーのレス・アレキサンダーも1000万ドルの寄付を表明しています。
Harden announcing his $1 million donation. #HoustonStrong @KPRC2 pic.twitter.com/FQrATEUpIu
— Adam Wexler (@awexlerKPRC) September 2, 2017
この他にもNBAからは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリーが12万ドルの寄付を、ワシントン・ウィザーズのジョン・ウォールが募金活動のイベントを行っています。