NBAの2月のMVPが発表されています。東カンファレンスのMVPはレブロン・ジェームス、西カンファレンスはラッセル・ウエストブルック、共に今シーズン2回目の受賞です。月間ルーキー賞は、東カンファレンスがダリオ・サリッチ、西カンファレンスはヨギ・フェレルが初受賞しています。
東カンファレンス:レブロン・ジェームス
クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームスはシーズン開始の11月以来の月間MVP。2月は1試合辺り、25.9ポイント、10.6アシスト、7.2リバウンドという記録。特に、月間で1試合平均10.6アシストというのは、ジェームスのキャリアハイの記録です。2月初めには生涯通算28000ポイントを達成、これは歴代最年少での記録達成です。
Congratulations to @KingJames on being named the Eastern Conference #KiaPOTM!
DETAILS: https://t.co/oha7yFdZ0t pic.twitter.com/uEHtYaU2br
— Cleveland Cavaliers (@cavs) March 2, 2017
西カンファレンス:ラッセル・ウエストブルック
オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウエストブルックもまた11月以来の月間MVP。2月は1試合平均でトリプルダブルを達成するという偉業。1試合辺り、33.4ポイント、11リバウンド、10アシスト。ウエストブルックは2月は6回のトリプルダブルを達成、今シーズン通算30回と記録を伸ばしています。これまでのシーズントリプルダブルの記録は41、ラッセル・ウエストブルックにはこの記録更新の期待もかかります。
Russell Westbrook: February’s Western Conference Player of the Month. His 2nd one of the season. #WhyNot? pic.twitter.com/e4PddoYOPb
— OKC THUNDER (@okcthunder) March 2, 2017
東カンファレンス:ダリオ・サリッチ
今年の新人王候補のジョエル・エンビードが怪我のためシーズン終了となり、チームに暗雲が立ち込んでいるフィラデルフィア76ersですが、1人がだめでも、新たな選手が活躍しました。ダリオ・サリッチが初めての月間新人賞。2月は1試合辺り、17ポイント、7.9リバウンド、2.8アシストという成績。1試合辺りの出場時間も30分を超え、ダブルダブルも4試合連続で記録するなど、この選手も来季以降のフィラデルフィアの屋台骨となる選手でしょう。残りのレギュラーシーズンの活躍次第では、エンビードに代わって新人王獲得もあるかもしれません。
Dario Saric (20pts, 11 reb) leads @Sixers to big win over Wizards: https://t.co/OCdp6N720d#MADEinPHILA pic.twitter.com/XqH8nh6rOi
— NBA.com (@NBAcom) February 25, 2017
西カンファレンス:ヨギ・フェレル
ダラス・マーベリックスのヨギ・フェレルが初受賞。昨年のドラフトでは指名されず、ドラフト外から、下部リーグにあたるDリーグでシーズンを開始したフェレル。12月にブルックリン・ネッツとプロ契約をするも、程なくして解雇。その後ダラス・マーベリックスと仮契約した先月2月に脚光をあびることになりました。マーベリックスはその活躍と将来性を認め、フェレルと複数年契約をしました。2月の1試合辺りの成績は12.0ポイント、4.7アシスト、31.5分の出場でした。特筆すべきは3ポイントシュートを21本、これはルーキーの中でトップの成績でした。
Yogi Ferrell’s roller coaster 2017 has reached its highest point yet.
🎢: https://t.co/nWAtgoMM5T pic.twitter.com/Fc80GfrXa3
— Dallas Mavericks (@dallasmavs) March 3, 2017