4年毎に開催されるワールドベースボールクラッシク(WBC)2017は第4回大会が来月3月に開催されます。第1・2回は日本、前回はドミニカ共和国が制していますが、今回はどこの国が優勝するのでしょうか?既に予選は終了し、本戦に進む16カ国は決定しています。今回はグループごとの組み合わせを見てみましょう。
第1ラウンド
第1ラウンドは各組4カ国。総当たり戦で上位2カ国が第2ラウンドに進出します。2位・3位が同じ勝敗の場合は、1試合のプレーオフが行われます。
A組 @東京ドーム 3月7~11日
日本、キューバ、中国、オーストラリアという組み合わせです。中米のキューバは、A組というより、C組、D組の印象です。むしろ、D組のイタリアがこの組に入るべきだとは思うのですが、強豪が集中するのを避けるための処置でしょうか?順調に行けば、日本・キューバが勝ち上がるでしょう。
B組 @高尺スカイドーム(韓国) 3月7~11日
韓国、オランダ、台湾、イスラエルという組み合わせ。前回準決勝まで進出し、日本と3位を争ったオランダが入っているので、実はグループリーグの中ではもっとも過酷な組になりそうです。韓国・オランダ・台湾のどこが脱落するのか?
C組 @マーリンズ・パーク(アメリカ) 3月9~13日
アメリカ、ドミニカ共和国、カナダ、コロンビアの組み合わせです。前回優勝のドミニカ共和国に、未だ優勝できていないアメリカが順当に勝ち上がりそうです。どちらが1位で抜けるか、には興味あるところです。
D組 @チャロス・デ・ハリスコ (メキシコ) 3月9~13日
メキシコ、プエルトリコ、イタリア、ベネスエラの4カ国。前回準優勝のプエルトリコとベネスエラが1位を争う展開でしょうか?メキシコは地元開催なので、ダークホースになる可能性はありそうです。
第2ラウンド
第1ラウンドを勝ち上がった8カ国が2組に分かれて総当たり戦を行います。第1ラウンド同様、上位2カ国が準決勝ラウンドに進出します。2・3位が同じ勝敗の場合は、1試合のプレーオフが行われます。
E組 @東京ドーム 3月12~16日
日本、キューバ、韓国、台湾、オランダ辺りの組み合わせとなりそうです。実力で言えば、日本・キューバ・韓国の争いとなりそうですが、オランダが意外と不気味な存在です。
F組 @ペトコ・パーク 3月14~19日
もう一方の第2ラウンドはアメリカ・サンディエゴでの開催。アメリカ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネスエラの組み合わせの可能性が高そうです。ここは、勝ち上がるのを予想するのが難しいです。どこが突破しても不思議ではありません。第1ラウンドの順位がかなり重要な意味を持ちそうです。予想はアメリカ、ドミニカ共和国としておきます。
準決勝・決勝 @ドジャースタジアム 3月20~22日
決勝リーグはロサンゼルスのドジャースタジアムにて。日程を見ると今回は3位決定戦が行われないようなのですが、どうなのでしょうか?優勝争いは、ドミニカ共和国とアメリカ、そこに日本が続く展開でしょうか?
できれば、第2ラウンドは日本・アメリカの地域別の開催ではなく、地域関係なくランダムな組み合わせで開催してほしかったなぁ、というのが本音です。