NBAはオールスターが終わり、これから後半戦。オールスター前の順位を各カンファレンス毎に見てみましょう。各カンファレンス上位8チームがプレーオフに進出します。ボーダーラインにいるチームの成り行きを見るのも面白そうです。更に、今シーズンの有力MVP選手、新人賞有力選手を予測してみました。
東カンファレンス
順位 | チーム | 勝数 | 負数 |
---|---|---|---|
1 | キャバリアーズ | 39 | 16 |
2 | セルティックス | 37 | 20 |
3 | ウィザーズ | 34 | 21 |
4 | ラプターズ | 33 | 24 |
5 | ホークス | 32 | 24 |
6 | ペイサーズ | 29 | 28 |
7 | ブルズ | 28 | 29 |
8 | ピストンズ | 27 | 30 |
9 | バックス | 25 | 30 |
10 | ヒート | 25 | 32 |
11 | ホーネッツ | 24 | 32 |
12 | ニックス | 24 | 32 |
13 | 76ers | 21 | 35 |
14 | マジック | 21 | 37 |
15 | ネッツ | 9 | 47 |
東カンファレンスは、やはりクリーブランド・キャバリアーズが首位です。レブロン・ジェームス、ケビン・ラブ、カイリー・アービングが揃っているので死角が見当たりません。JRスミスが怪我で抜けているのが、懸念材料ではありますが東カンファレンスを制するのは問題なさそうです。
2位はボストン・セルティックス。ワシントン・ウィザーズかトロント・ラプターズが来るかと思っていましたが、伏兵セルティックスが躍進しています。アイザイア・トーマスの活躍が躍進に貢献しているのは間違いないでしょう。ただ、この3チームと5位のアトランタ・ホークスの順位は僅差なので、これからまだまだ変わっていきそうです。
プレーオフ進出争いは、ミルウォーキー・バックス、デトロイト・ピストンズにマイアミ・ヒートあたりでしょうか?ニューヨーク・ニックスやフィラデルフィア76ersが好調とは言えないまでも、昨年よりも明るい兆しが見えてきてる一方で、ブルックリン・ネッツの負け込み方が気になります。
西カンファレンス
順位 | チーム | 勝数 | 負数 |
---|---|---|---|
1 | ウォリアーズ | 47 | 9 |
2 | スパーズ | 43 | 13 |
3 | ロケッツ | 40 | 18 |
4 | クリッパーズ | 35 | 21 |
5 | ジャズ | 35 | 22 |
6 | グリズリーズ | 34 | 24 |
7 | サンダー | 32 | 25 |
8 | ナゲッツ | 25 | 31 |
9 | キングス | 24 | 33 |
10 | トレイルブレイザー | 23 | 33 |
11 | ペリカンズ | 23 | 34 |
12 | マーベリックス | 22 | 34 |
13 | ティンバーウルフ | 22 | 35 |
14 | レイカーズ | 19 | 39 |
15 | サンズ | 18 | 39 |
こちらもやはり予想通り、ゴールデンステイト・ウォリアーズが首位です。昨年ほどのぶっちぎりではありませんが、ケビン・デュラントが加入してこちらもキャバリアーズ同様死角が見当たりません。3年連続同一カードでのファイナルも充分ありそうです。
これを追うのが、サンアントニオ・スパーズ。ティム・ダンカンの引退の影響があるかと思っていましたが、全くないようで、ウォリアーズを追っています。そこに続くのがヒューストン・ロケッツにロサンゼルス・クリッパーズ。クリッパーズはもう少し上に来るかと思っていましたが、クリス・ポールの離脱などで4位。
プレーオフ進出争いは混沌としそうです。デンバー・ナゲッツ、サクラメント・キングスはもちろん、13位のミネソタ・ティンバーウルブズまでチャンスがありそうです。ポートランド・トレイルブレイザーが10位に低迷しているのが、意外な感じですがここから巻き返せるでしょうか?期限が迫っているトレードを活用したチームが、プレーオフ進出を果たせそうです。
MVP有力選手は?
2年連続でステファン・カリーが受賞していましたが、今年は違う選手が受賞しそうです。ヒューストン・ロケッツのジェームス・ハーデン、オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウエストブルック、サンアントニオ・スパーズのカワイ・レナード、ボストン・セルティックスのアイザイア・トーマスあたりが有力選手です。
新人賞有力選手は?
こちらは、フィラデルフィア76ersのジョエル・エンビードでほぼ決定でしょう。怪我による長期離脱が怖いところではありますが、それさえなければ新人賞は堅いと思われます。月間ルーキー賞を3ヶ月連続で既に受賞しており、他に対抗できるような選手が見当たりません。あえて挙げれば、チームメイトのダリオ・サリッチか、ミルウォーキー・バックスのマルコム・ブログドンでしょうか?
プレーオフが3年連続で同じカードになったことは今までありませんが、今年はその歴史が塗り替えられることになるかもしれません。