マニー・パッキャオの次戦が決定しました。4月22日あるいは23日に自身が持つWBOのウエルター級ベルトの防衛戦を行います。対戦相手は、期待されていたようなビッグネームではなく、オーストラリア人のジェフ・ホーンとなりました。
ジェフ・ホーンとは?
ジェフ・ホーンは29歳のオーストラリア人。これまでの戦績は17戦16勝(11KO)1引分。インターコンチネンタルなどの地域タイトルは保持していますが、世界タイトルはこれが初挑戦。ビッグネームとの対戦もなく、知名度も乏しいと言わざるを得ません。パッキャオ自身も、「ジェフ・ホーンって誰?」とコメントしており、今回のタイトル戦登場はサプライズの抜擢です。ホーンとしては、絶対不利な予想の中、善戦できれば次回以降
パッキャオファンが望んでいたカードは?
一方、パッキャオは自身のツイートで誰と対戦してほしいか?というアンケートを行っています。
Who do you want me to fight next in the UAE?
— Manny Pacquiao (@mannypacquiao) February 12, 2017
最終結果ではありませんが、現在のところ、1位はアミール・カーン(48%)、2位ケル・ブルック(24%)、3位テレンス・クロフォード(21%)、4位に対戦相手ジェフ・ホーン(7%)という順位になりました。ビッグネームが上位を占めていて、ジェフ・ホーンを望むファンは殆どいないというのが明らかです。このブログでも今年みたいカードとして、テレンス・クロフォード戦を挙げていたので、拍子抜けしたカード発表となりました。
なにより、パッキャオ自身がこのようなツイートをしているのをみると、試合へのモチベーションが保てるのか心配になります。ファンが望む対戦でも、ビッグネームとの対戦でもなく、勝って当然、負ければ失うものはタイトルだけではすまないでしょう。試合へのコンディション・モチベーション維持が課題になりそすです。パッキャオの戦績は67戦59勝(38KO)6敗2引き分けです。
開催地は未だ調整中
実は、この試合開催地がまだ決定していません。最初の報道によると、オーストラリアのブリスベンで行われるとされていましたが、これはバックアッププランで、本命はアラブ首長国連邦(UAE)での開催を目指しているようです。新たなファン獲得のための、中東開催をプロモーターは狙っているようですが、UAEでの会場確保ができていないようで紆余曲折がありそうです。