今年のNFLプレーオフに出場する12チーム。その中には常連チーム、古豪チーム、新参のチームなど、多種多様です。今回はその12チームを、スーパーボウルを制したことがあるチーム、スーパーボウルは制していないものの出場したことはあるチーム、出場したことがない(つまり、カンファレンスを制したことがない)チーム、に分けてみました。
スーパーボウル以前の、AFL・NFLチャンピオンシップは除き、スーパーボウルと呼ばれるようになった1967年以降のデータを基に分けました。
スーパーボウルを制したことがあるチーム
- ピッツバーグ・スティーラーズ(6回・2008)
- ダラス・カウボーイズ(5回・1995)
- ニューイングランド・ペイトリオッツ(4回・2014)
- ニューヨーク・ジャイアンツ(4回・2011)
- グリーンベイ・パッカーズ(4回・2010)
- オークランド・レイダース(3回・1983)
- マイアミ・ドルフィンズ(2回・1973)
- シアトル・シーホークス(1回・2013)
- カンザスシティ・チーフス(1回・1969)
最初の数字がスーパーボウルを制した回数。2つ目は最後に制したシーズンです。12チーム中、実に9チームがスーパーボウルを制したことがあります。最多はスティーラーズの6回で、7回目の栄冠も不可能ではありません。逆に、この9チームの中では、もっともスーパーボウル制覇から年月が経っているのはカンザスシティ・チーフス。最後に制してから45年以上が経過しています。マイアミ・ドルフィンズもまた、最後に制してから40年以上が経っています。
今年好調のカウボーイズは21年ぶり、久々にプレーオフ登場となったオークランド・レイダースは23年ぶりの栄冠を狙います。
スーパーボウル未制覇も出場したことがあるチーム
- アトランタ・ファルコンズ(1回・1998)
スーパーボウル出場したことがありながら、未だ制したことがないのはアトランタ・ファルコンズのみ。1998年のスーパーボウルで、デンバー・ブロンコスに敗れています。それ以降、カンファレンス制覇はなし。今年は、QBのマット・ライアンがMVP候補筆頭など、明るい材料が多い年で、久々のスーパーボウル登場もあるかもしれません。
スーパーボウル未出場のチーム
- デトロイト・ライオンズ
- ヒューストン・テキサンズ
上記2チームは未だスーパーボウルの出場はありません。但し、ライオンズに関してはスーパーボウルの前身であるNFLチャンピオンシップを4回制覇したことがあります。一方のテキサンズは、2002年に設立されたチームということもあって、未だカンファレンスを制したこともなく、スーパーボウル出場もありません。2010年代になってようやく地区制覇をできるようになってきており、今年もいれて4回の地区制覇をしています。今年は、台所事情を顧みると厳しそうですが、次の5年で、カンファレンス制覇、そしてスーパーボウル制覇は夢物語ではないと思います。