セントルイス・カージナルスからフリーエージェントとなっていたマット・ホリデイがヤンキースと単年契約を結びました。
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契約内容は?
契約は1年1300万ドルという明快なものです。が、1つ面白い条件がついていて、オークランド・アスレチックスのみトレードを禁止するというもの。単年契約でトレード制限がつくこと自体はそこまで珍しいとは思えませんが、アスレチックスのみ禁止するというのは珍しい条件です。先日ヤンキースと契約したチャップマンも、西海岸のチームとのトレードは、本人の同意なしには禁止する要項を入れていましたが、これはどういうことなのでしょうか?アスレチックスに関して言えば、施設が古いということは考えられます。
ヤンキースの獲得の意図は?
ヤンキースは近年はフリーエージェント市場にはあまり積極的ではありませんでしたが、今年はチャップマンの獲得といい、積極的です。若い力が台頭している一方で、足りない所はフリーエージェントで補強するという方針でしょうか?
ホリデイは、ヤンキースでは既に外野手枠は埋まっているため、DHでの起用となりそうです。球団としては、1年の契約でその間にマイナーから更なる強打者の台頭を願っての契約と言えそうです。実際、ヤンキースのキャッシュマンGMもホリデイはコスト効果が高い、というコメントを残しています。今季DHで、ある程度の成績を残せれば、来年以降、獲得に興味を示す球団がヤンキースを含め出てきそうです。実際、DHの起用で打席に集中できるので、悪くない成績を残しそうな予感はします。