ボート事故でなくなったフロリダ・マーリンズのホセ・フェルナンデス投手の遺体解剖の詳細が明らかになって波紋を呼んでいます。
フェルナンデス投手の血液からは、コカイン、アルコール、その他の薬物が検出されたと報告されています。
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薬物検出
アルコールの血中濃度はボートを運転するのが許されている濃度の2倍とのことですが、フェルナンデス投手は恐らくボートを運転していなかったとのこと(正式には未だ不明)。他に亡くなった二人のアルコール血中濃度は、法定濃度を下回っていたということです。
むしろ、コカイン検出の方が驚きをもって受け止められています。他の同乗者1人からもコカインは検出されたということで、事故当時、判断能力が劣っていた可能性が高そうです。
大リーグの薬物対策は?
大リーグ自体は、筋肉増強剤などの薬物対策には厳しく対処していますが、コカインなどの薬物のチェックはランダムに時々行われるというくらいのものです。またそのチェックで例え検出されたとしても所持や使用による逮捕がない限り、処分はないようです。つまり、それほど厳しい姿勢では望んでいないということです。
今回の遺体解剖の報告に、メジャーリーグのコミッショナーのロブ・マンフレッドは、「彼の死は悲劇。これらの報告は残念ではあるが、それが、彼が偉大なピッチャーであり、素晴らしい若者であり、マイアミの人々に愛されていたという事実を変えることにはならない」と、コメントしました。