ミルウォーキー・バックスのマイケル・カーター=ウィリアムスとシカゴ・ブルズのトニー・スネルがトレードされることになりました。どちらも1991年生まれのドラフト1巡目指名です。まだまだ活躍の余地がありそうな2人だけに新天地で今まで以上の活躍ができるか注目です。
Sources: The Bucks are shipping Michael Carter-Williams to the Bulls for Tony Snell. https://t.co/Kao6etHtBd
— ESPN (@espn) October 16, 2016
マイケル・カーター=ウィリアムス
もともとは2013年のドラフトでフィラデルフィア・76ersに指名されたマイケル・カーター=ウィリアムス、通称MCW。弱小チームに指名されたため、一年目からポイントガードとして活躍する機会が多々あり、大活躍。他のルーキー選手がそれほど顕著な成績を残せなかったこともあり、新人王を獲得しました。将来有望と思われていましたが、翌シーズンにミルウォーキー・バックスに移籍すると、パフォーマンスが一気に降下。昨シーズンにはスターティングメンバーからも外され、その後手術を受けたためシーズン終了。過去2シーズンは、ルーキーシーズンと比べると厳しい数字が並んでいます。
MCWのトレードの話はこのオフシーズン度々話題になっており、サクラメント・キングスとのトレードも噂されていましたが破談。結局シーズン開幕直前にブルズへの移籍となりました。ブルズのポイントガードにはレイジョン・ロンドが今年から加入していますが、そのバックアップを務めることになりそうです。
トニー・スネル
一方のトニー・スネルも2013年のドラフト1順目指名の選手。シカゴ・ブルズから指名を受けて、こちらも一年目からコンスタントにシューティングガードとして活躍していました。スターティングメンバーでの出場こそ少なかったものの、77試合に出場、外からのゴール、3ポイントシュートの成功率が高い選手です。MCWと違い、過去2シーズンもコンスタントに出場、得点を重ねてきました。
バックスは、シューティングガードのクリス・ミドルトンが離脱しているので、その代役、特に外からのポイント能力に注目されてのバックス移籍のようです。ミドルトンが復帰した後は、そのバックアップを務めることになりそうです。