早すぎる死・・・ マーリンズのエース ホセ・フェルナンデス事故死

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ホセ・フェルナンデス

日曜朝に信じられないニュースが伝えられました。フロリダ・マーリンズのエースのホセ・フェルナンデスが事故死したということです。マイアミビーチの岩にボートが激突、3名が亡くなりそのうちの1人がフェルナンデスだったとのことです。

この悲劇により、マーリンズは今日日曜日のアトランタ・ブレーブス戦を中止、家族・球団に留まらず、大リーグ全球団、他のスポーツ団体も相次いで哀悼の意を表明して、悲しみに打ちひしがれています。

中止となったマーリンズ・パークのマウンドでは、エースの背番号が刻まれています。

マーリンズでの活躍

ホセ・フェルナンデスは、もともとは、キューバのサンタクララの出身。義理の父がキューバから亡命し、フロリダ・タンパに居住したのを機に、自身も亡命を試みましたが、3度失敗。その度に刑務所に服しました。2007年に、一緒に亡命を試みた母親が高波にさらわれて、フェルナンデスは海に飛び込んで救助しました。結局この2007年の亡命は成功し、フェルナンデスでのアメリカ生活が始まりました。

その後、高校での活躍がメジャーの目に止まり、2011年のドラフトで1巡目全体14位でフロリダ・マーリンズと契約。デビューシーズンの2012年は、ルーキーリーグ、その後クラスAアドバンスに昇進。この活躍が鮮烈だったため、翌2013シーズンは、メジャーのキャンプに呼ばれ、開幕ロスター入りに成功しました。高校上がりの選手が僅か1シーズンのマイナー経験で、メジャー入りした所に球団の期待の高さが伺えます。

2013年のメジャーデビューシーズンは、12勝6敗、防御率2.19、187奪三振という堂々たるデビュー。ルーキーオブザイヤー獲得のみならず、サイ・ヤング賞でも投票で3位に食い込むなどマーリンズに新星誕生をアピールしました。翌年の2014年は、4勝2敗もトミー・ジョン手術を受けてシーズン終了、手術明けとなった2015年シーズンは6勝1敗、防御率2.92と復活を印象づけました。

そして今シーズン。開幕からローテーションの核として活躍して、過去最高の16勝8敗、防御率2.86、253奪三振と最多勝とともにサイ・ヤング賞争いにも加わると見られただけに、そのような中での事故死の衝撃は大きすぎます。

傑出したERA+

大リーグでの通算成績は38勝17敗、防御率2.58、589奪三振、ホームで先発した42試合で負け星がついたのは僅か2つ。次世代のペドロ・マルティネスとも言われるフェルナンデスの偉大さはERA+の数値からわかります。ERA+とは防御率に、リーグ全体の防御率、そして各球場の大きさ等を考慮した数値で、100を超えていれば平均以上の防御率、下回れば平均以下の防御率となる指標です。フェルナンデスのERA+は150。第二次世界大戦以降、右投手でこの150を超える数値を出している投手は一人としていません。

チームへの貢献度も大きく、フェルナンデスが登板する日は観客が普段の25%増になるという数値がでています。まだ24歳とこれからの大リーグを背負う投手になっていたであろう選手の早過ぎる死は大リーグにとっても大きな喪失です。フェルナンデスは恋人が妊娠していることをInstangramで発表しており、この悲劇がもたらした悲しみの大きさに言葉がありません。ご冥福をお祈りいたします。

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