シアトル・シーホークスがヘッドコーチのピート・キャロルとの契約を2019年まで延長しました。
ピート・キャロルはNFL最高齢のコーチに
もともとは、次のシーズン終了で契約が切れるはずでしたが、2シーズン延長することになりました。キャロルは現在64歳で、トム・コフリンがニューヨーク・ジャイアンツを去った今、NFLでは最高齢のコーチです。若々しい出で立ちなので、彼が最高齢と聞くと驚きましたが、そんな若々しさも手伝ったのか、最高齢のヘッドコーチであるにも関わらず、2年の延長を早々とシーホークスは決めました。
GMの契約更新が契約延長の決定打
契約延長の理由の1つが、GMであるジョン・シュナイダーの契約が5年延長されたことが挙げられます。シュナイダーとキャロルが2010年からタッグを組み始めてから、シーホークスは6シーズンで60勝で、これはナショナルカンファレンスでは、グリーンベイ・パッカーズに次ぐ勝利数で、さらにスーパーボール獲得1回、出場2回、プレイオフ進出5回という見事な数字です。キャロルがヘッドコーチになるまでのシーホークスは、レギュラーシーズンで二桁勝利をあげたのが過去5回のみ、それが彼がヘッドコーチになってから二桁勝利を上げたのは過去6シーズンで4回ということから見ても、いかにシュナイダーGMとともにチーム立て直しに貢献した人物かが分かります。
3年ぶりのスーパーボール制覇へ
NFLのレギュラーシーズン開幕まで、あとひと月弱のところでのこのニュースは、チームに良い安心を与えたと思われます。今年のシーズンは、2年ぶりのスーパーボール出場、そして3年ぶりのスーパーボール獲得を狙っているのは言うまでもありません。