大リーグのオールスターが来週12日に迫っています。その前日には、恒例のホームランダービーが行われます。昨年から方式がトーナメント方式に代わり、今回が2回目。トーナメントの組み合わせは以下のようになりました。
組み合わせは?
(1)マーク・トランボ(第1シード:26本塁打) VS コーリー・シーガー (第8シード:17本塁打)
(2)ロビンソン・カノ(第4シード:20本塁打) VS ジャンカルロ・スタントン(第5シード:19本塁打)
(3)アダム・デュバル(第3シード:22本塁打) VS ウィル・マイヤーズ(第6シード:19本塁打)
(4)トッド・フレイザー (第2シード:23本塁打) VS カルロス・ゴンザレス(第7シード:18本塁打)
注目のデュバルとシーガー
(1)の勝者と(2)の勝者、(3)の勝者と(4)の勝者という組み合わせで、最後は決勝となります。あの選手出ないの?という選手が何名かいますが、それでも屈指のスラッガーが揃っています。特に、このブログでも紹介して、今シーズン一躍スター選手に踊り出たシーガーとデュバルには注目したいです。
ただし、2選手とも初戦で難敵との対戦です(もっともどこから入っても厳しいのですが)。シーガーは現在ホームラン王のオリオールズのマーク・トランボ、デュバルは今年のオールスター開催地のサンディエゴ・パドレスの主砲ウィル・マイヤーズ。ここを抜けたとしても、シーガーには昨日4連続ホームランを打ったスタントン、デュバルには昨年のこの大会優勝者フレイザーとの対戦がありそうです。
トーナメント形式には異論
実のところ、このトーナメント方式はあまり好きではありまえん。一発勝負式から、3回戦となったことで、純粋にホームランの数というよりも、相手との競争という側面が強くなった印象があるからです。集中力の維持という点でも、以前より格段に難しくなっていると思われ、見栄えがする方式ではあるものの、種目としての魅力は少なくなっていると思います。
センセーショナルなオールスターデビューを期待して、シーガーあるいはデュバルの優勝を期待したいのですが、現実はなかなかそこまで甘く無いでしょうか、スタントン、あるいはマイヤーズ辺りが優勝を成し遂げる気がしています。