過大評価続出? 過去最大の大型契約が連日成立  

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NBAのフリーエージェント市場が連日大型契約の連続です。昨季最高年俸だったコービー・ブライアンの2500万ドル(約25億円)を上回る数字で契約する選手がでてきています。本命のケビン・デュラントの合意も明日中には発表されるとのことで、目が離せません。制限付きフリーエージェントの選手以外で、現在までに決まった主な選手の移籍先と契約金額は以下の通りです。(まだサインまで至っていないので金額は現在までに報道されている数字です。)

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ハッサン・ホワイトサイド

注目度の高かったホワイトサイドは、マイアミ・ヒートと再契約・残留という形で落ち着きました。4年9800万ドル(1年2450万ドル)ということで、昨シーズンが98万ドルからの大幅アップです。この上昇額はリーグ史上最大のアップということです。ヒートとしては懸案だったホワイトサイドの残留には成功しましたが、年俸制限の関係上デュラントとの契約は一歩後退したでしょう。その上で、他のベテラン選手を放出するのか、あるいは減俸で留められるか、が今後の注目点です。

アル・ホーフォード

デュラント、ホワイトサイドに並んで注目の高かったホー フォードが選んたのはボストン・セルティックスでした。4年で1億1300万ドルで、古巣ホークスのオファーを上回ったようす。この移籍は、デュラントの 移籍にも重要な影響を与える可能性が高く、デュラントはボストン・セルティックス入りにかなり興味を示していると報道されています。

マイク・コンリー

以前の記事でも紹介しましたが、このオフシーズンのもっともお買い得選手と見られていたコンリーは、5年1億5300万ドルでメンフィス・グリズリーズと再契約、現時点で最高年俸選手となりました。

エバン・フォーニエ

オーランド・マジックと5年8500万ドルでの再契約です。マジックの今年のフリーエージェント市場の最重要課題はフランス人ガードのフォーニエとの再契約だったので、とりあえずの目標は達成したことになります。

ドワイト・ハワード

注目選手の1人であった、ヒューストン・ロケッツのセンターハワードは、出身地であるジョージア州のチーム、アトランタ・ホークスと3年7050万ドルで契約です。ホークスは、フリーエージェントで移籍してしまったアル・ホーフォードの代役をしっかり埋めてきました。

チャンドラー・パーソンズ

メンフィス・グリズリーズに4年9480万ドルで移籍合意したようです。ダラス・マーベリックス所属でしたが、マイク・コンリーがグリズリーズと再契約することを見越しての契約だったようです。ポートランド・トレイルブレイザーズ、ニューオリンズ・ペリカンズとの争奪戦でしたが、コンリーの存在が大きかったようです。

ルオル・デン

マイアミ・ヒートからロサンゼルス・レイカーズへ4年7200万ドルで移籍です。31歳のベテラン選手は、プレイだけではなく、若い選手の多いレイカーズに良い影響をもたらしてくれることを期待しての招聘となったようです。

エバン・ターナー

ボストン・セルティックスからポートランド・トレイルブレイザーズへ4年7000万ドルで移籍合意です。

ソロモン・ヒル

インディアナ・ペイサーズからニューオリンズ・ペリカンズへ4年4800万ドルで移籍。ペリカンズはパーソンズの争奪には失敗しましたが、失地挽回でヒルの獲得には成功しました。

ジェレミー・リン

リンサニティーという旋風を巻き起こしたNBAで数少ないアジア系選手のリン。昨シーズンはシャーロット・ホー ネッツに所属でしたが、フリーエージェントでブルックリン・ネッツに3年3600万ドルで移籍となりました。元々注目を集めたのが、ニューヨーク・ニック ス所属の時だったので、再びニューヨークで旋風を巻き起こしたいところです。

ケント・ベイズモア

アトランタ・ホークスと再契約、4年7000万ドルという契約です。ロサンゼルス・レイカーズ、ヒューストン・ロケッツからもオファーがあったようですが、アトランタへの愛着からホークスと再契約に至ったようです。

ジョアキム・ノア

ノアはニューヨーク・ニックスが獲得に興味を示していると言われていましたが、実際にそうなりました。4年7200万ドルで、故郷ニューヨークに凱旋となります。

ビスマック・ビヨンボ

オーランド・マジックに4年7000万ドルでトロント・ラプターズから移籍となりました。ラプターズが年俸制限の関係上ビヨンボに高額オファーできなかったようです。オーランド・マジックは、このオフシーズンは積極的に再契約・補強をすすめています。

ライアン・アンダーソン

ニューオリンズ・ペリカンズからヒューストン・ロケッツへ4年8000万ドルの契約で移籍です。怪我の影響から、フル回転といえるシーズンではなかったここ数シーズン、ロケッツで心機一転となるでしょうか?

イアン・マヒンミ

4年6400万ドルでワシントン・ウィザーズへ移籍。ウィザーズはセンターが不在の状態でアル・ホーフォード獲得にも参戦していましたが、獲得ならず。そのニュースを受けて、マヒンミへオファーを出したようです。

エリック・ゴードン

アンダーソンと同じく、ニューオリンズ・ペリカンズからヒューストン・ロケッツへ移籍、4年5300万ドルでの移籍となりました。ヒューストン・ロケッツはこのペリカンズからの二人を加える事で、守備が向上するのを見込んでいるはずです。

ジャマール・クロフォード

ロサンゼルス・クリッパーズと再契約、3年4200万ドルという内容です。フィラデルフィア・セブンティシクサーズが獲得に興味を示していてようですが、クリッパーズはクロフォードを繋ぎ止めるのに十分な額でオファーを出したようです。

ティモフェイ・モズコフ

今年の覇者クリーブランド・キャバリアーズのセンター、ティモフェイ・モズコフが4年6400万ドル(約64億円)でロサンゼルス・レイカーズに移籍となりました。キャバリアーズはモズコフ残留はそれほど優先順位が高くはなかったようで、また昨シーズンの成績もその前と比べて色褪せるものだったので、レイカーズほどのオファーを出さなかったようです。

まとめ

モズコフやリンの報酬に対しては支払い過ぎという批判が出ているようです。この辺りどういうメカニズムが働いたのかは、デュラントの移籍が決まり次第書きたいと思いますが、レイカーズもネッツもそれほど高給な選手がいるわけではなく、また優勝争いを求めるような高給選手の引き抜きも見込めない上での戦略だと思います。中堅選手を引っ張ってきて、チームの若手の底上げに貢献してもらう、というのがネッツやレイカーズの本音ではないでしょうか?

一方でオーランド・マジックやメンフィス・グリズリーズは積極的なオファー攻勢です。特にグリズリーズは来年おもしろいチームが出来上がる気がします。

さて、肝心のデュラントがまだ決まっていません。優勝争いに加われるチームでデュラント獲得に興味を示しているチームは、オクラホマシティ・サンダー、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、サンアントニオ・スパーズ、そしてボストン・セルティックスの4チーム。このどこかということになりそうです。

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